デルの国内倉庫出荷即納モデル、注文から配達まで[2021年3月]

先日DELL XPS 8940(デスクトップ)がセールになっており、国内倉庫から出荷の即納モデルが実際にどれくらいで届いたかのメモです。

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デル株式会社

時系列としては次の通り。

2021年3月25日(木) 9:55 注文、Eメールにて「Dellへのご注文を受け付けました」を受信
注文時点での出荷予定日は26日で、土日を挟んで29日までに配達予定になっていました。

2021年3月25日(木) 9:59 Eメールにて「ご注文が確定されました」を受信
この後DELLからは発送の連絡は特にありませんが、メールのリンクにあるオーダーステータスから出荷状況の確認が可能です。
即納モデルでも何故か「生産中」の表記が入るのが面白いです。

2021年3月25日(木) 15:47 DELLサイト上にて発送の表記になり、佐川急便の追跡番号が表示

発送から配達までは下記の通りで、25日の22時過ぎに佐川からお荷物お届け予定日のメールが来てその時点で午前中の配達指定も可能でした。

デルのCTO/BTOモデルは海外生産なのでかなり日数がかかることもあるようですが、少なくとも国内倉庫出荷モデルは1-2日で届くようなので急に必要になるケースなどでも安心して注文できそうです。

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デル株式会社

povoローミング詳細が発表されないのでしばらくUQくりこしプランで様子見

いつ発表されるのかと待っていたのですがついに国際ローミングの詳細を発表することなくpovoが先日サービス開始しました。

向こう数ヶ月~数年(!?)は海外に行くこともないような雰囲気が漂うこのご時世で、かつ国内も外出することが少なくなったため正直現在契約しているUQモバイルのくりこしプラン3GBと、楽天モバイルのSIMを入れたルーターで事足りており、20GBの容量は現時点で不要という気がしています。

実はUQモバイルもpovoと同額の2,480円/月(税別)で15GBというくりこしプランMがあり、povoやahamoとくらべ5GB容量は少ないものの、データ残量の繰越が1ヶ月可能なので毎月の使用状況にばらつきがある場合はむしろ有利になる可能性もあるのでこちらに変更するのも良いかもしれないと考えています。

また、各社新プランにはない転送電話機能が使えるのでFusion IP-Phoneを使った留守電も可能な点が個人的にはメリットとなっていて、ローミングとどちらを取るか引き続き様子見したいと思います。

無印ユニットシェルフパーツは実は店頭取り寄せができる(送料不要)

ネットストア注文だと店舗受け取り不可、送料1点につき500円だが…

先日無印良品のステンレスユニットシェルフを組み替えて、余ったパーツに加えてキャスターを購入し新たに1台収納を作ろうとしたのですが、オンラインストアでは「店舗受取り不可」となっており、990円のパーツに配送料500円を払うのはなんだかなぁと思案していた所、実は店舗取寄せができたというお話。

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LINEMO詳細発表、国際ローミングは無料と言いつつ無料ではないので注意?

昨日Softbank on LINEのサービス詳細が発表になり、名称がLINEMOになりましたね。

LINEMOのスペルだとラインモと発音するのは結構イレギュラーかと思いますがそれはさておき、国際ローミングについて。

LINEMO公式でも、「国際ローミング 無料 – 海外でもスマホが使える国際ローミングを、無料オプションでご用意。」とあり、勘違いしやすいのですが実際には国際ローミング機能自体は無料で提供されるものの、ahamoと異なり国内データ通信容量の20GBに含まれるわけではなく、ローミング時にはワイモバイル同等の料金設定(ローミング関連の項目を参照)になるとのことです。

ということはワイモバイル 国際ローミングのページにある通りデータ通信を例に取ると実質2,980円/日が必要であり、ahamoのローミング無料が念頭にあると多大なる勘違いをする可能性があるので注意が必要です。

未だにpovoがローミング関連の詳細を発表していないため3キャリアの新プランのうちどれを使うか検討中でありますが、ぜひpovoにはahamo同等のローミングを「トッピング」で月500円で提供していただけると、旅行に行く月だけトッピングすればいい選択肢になると個人的には思っていますのでそういった料金設定を期待したいところです。

国際ローミング視点で見る、ahamo vs. 楽天モバイル

このご時勢、実際にいつ海外ローミングを使う機会が訪れるかはさておき、先日発表されたahamoの国際ローミングは非常に魅力的に思えます。この記事では、国別でahamoと楽天モバイルを比較しています。

料金面

ahamo: 2,980円/月で20GB/月が上限(容量は国内利用分と国際ローミング利用分で共用)、15日以上連続してローミングした場合は通信速度が制限。(報道発表資料より)
楽天モバイル: 2,980円/月で海外ローミングは合計2GB/月が上限、超過後128kbpsに制限。(料金プランより)

比較表

各社の表記に極力合わせましたが次の段落で記述する通りアメリカ本土とアラスカ、ハワイが分けられているものは統合しました。
また、米領、スペイン領、イギリス領、ポルトガル領、フランス海外県についてはエリア表記がなくてもその本国がローミング対象である限り同じくローミング対象になる可能性があります。

国名ahamorakuten
アイスランド-
アイルランド
アゾレス諸島(ポルトガル領)-
アメリカ
アンドラ
イギリス
イスラエル-
イタリア
インド
インドネシア
エクアドル-
エジプト-
エストニア
オーストラリア
オーストリア
オマーン-
オランダ
カタール-
カナダ
カナリア諸島(スペイン領)-
韓国
カンボジア
キプロス
ギリシャ
グアドループ(フランス海外県)-
グアム
クロアチア
サイパン
サウジアラビア-
サンマリノ-
ジブラルタル(イギリス領)-
シンガポール
スイス
スウェーデン
スペイン
スペイン領北アフリカ-
スロバキア
スロベニア-
タイ
台湾
チェコ共和国
中国
チリ-
デンマーク
ドイツ
トルコ
ナウル-
ニュージーランド
ノルウェー
米領バージン諸島-
バチカン- 注1
ハンガリー
バングラデシュ-
フィジー-
フィリピン
フィンランド
プエルトリコ-
ブラジル
フランス
フランス領ギアナ-
ブルガリア
ブルネイ-
ベトナム
ペルー
ベルギー
ポーランド
ポルトガル
香港
マカオ
マディラ諸島(ポルトガル領)-
マルタ-
マルティニーク(フランス海外県)-
マレーシア
南アフリカ
ミャンマー
メキシコ
モナコ-
モロッコ
ヨルダン-
ラオス-
ラトビア
リトアニア
リヒテンシュタイン
ルーマニア
ルクセンブルク
レソト-
レユニオン(フランス海外県)-
ロシア

注1:エリアとしては掲載されていないが実際にはイタリアとしてローミング可能と推測(おそらくバチカン市国固有の携帯キャリアは存在しない)

まとめと各社のエリア表記について

楽天モバイルの無料ユーザーを巻き取りに来ているなと感じますし、国際ローミングという観点から言えばMVNOはお手上げだと思われるので、今後MVNO各社やUQ Mobile/Y!モバイルのサブブランド各社がどのように動くか見ものですね。

個人的には、年間100ドルかけて維持しているAT&Tの番号を維持するのを止めて番号ごとGoogle Voiceにポートアウトし、Vodafone Irelandと台湾モバイルのSIMも維持する必要はないかも…と感じています。

そして本題とは少しずれますが、少し疑問に思ったのが各社のエリア表記について。

ahamoは海外82の国々・地域と表記しているものの、アメリカ、アメリカ(ハワイ)とアラスカが重複している。(よって少なくともこの重複を除くと80の国々・地域となるはず)

また、イタリア・バチカンとバチカンが別項目として記載されており、国としては一応別なので重複とは言い難いですが前者は単純にイタリアであるべき気がします。

楽天モバイルは海外66の国と地域と表記しているものの、アメリカ(ハワイ)とアメリカ本土が重複。(上記同様65の国と地域となるはず)

グアム・サイパン等と違いアラスカ・ハワイ・合衆国本土はローミング先キャリアも同じと推察されるためわざわざ表記を分ける意味が分からず、ahamoも楽天モバイルも水増し的な匂いを感じますがなにか理由があるのか不思議に思います。

また、各社イギリス、フランス、スペイン等の海外領土を分けて表記していたりしていなかったりで微妙に表記の揺れが会社間で存在するので、数の多さにとらわれることなく実際に訪問しそうな国を精査するのは重要だと感じました。

コロナウイルスが早期に収束しせっかく安価で提供してくださる国際ローミングを有意義に活用できる日が来ることを願って。