先日ホノルルへ渡航した際にアメリカAT&TのプリペイドSIM、GoPhoneのプリペイドSIMを日本で事前購入して現地で使用しましたのでそちらの情報を記事にします。
入手先について
こちらのSIMカードは、下記2通りの方法で入手できます。
- 現地AT&Tストアで購入
ホノルルではアラモアナセンターが一番アクセスしやすいと思います。AT&Tは日本でいうNTTのような会社なので、T-mobileやVerison,Sprint等と比べるとどこの都市にもわりと繁華街にあってアクセスしやすい印象。滞在日数に余裕があり、ホテルなどの近くにショップがあるのであれば選択肢にしても良いでしょう。 - 日本で事前購入
AmazonでSIMカードのみ販売しています。今回はこちらの方法でSIMを入手し、事前に設定できる点は全て日本で設定しておきました。
なお、Amazonでは下記で購入が可能です。ナノSIMは少し高いので通常SIMをSIMカットでも良いかと。(私はそうしました。)
プランについて
2015年5月時点での主なスマートフォン向けプランは下記の通りです。ただし、GoPhoneはわりとしょっちゅう(年に1回程度…?)プラン改定があるので最新情報はGoPhoneウェブサイトでご確認ください。
プラン名 | 月額(30日間) | データ通信量 | 通話・SMS | 備考 |
---|---|---|---|---|
$45 Monthly | 45ドル | 1.5GB→2GB | 無制限(米国内) | 2GB超過後は128kbpsに制限 →2016/1/16追記、2GB上限に増量 |
$60 Monthly | 60ドル | 4GB→5GB | 無制限(米国内) | 4GB超過後は128kbpsに制限 →2016/1/16追記、5GB上限に増量 |
$55 Monthly, U.S., Mexico & Canada | 55ドル | 1GB | 無制限(米国内)、メキシコ及びカナダでもローミング中1¢/分の通話 | メキシコ及びカナダでのローミングが割安に利用可能 →2016/1/16追記、プラン廃止されました。 |
利用方法
SIMさえ入手すればわりと使用開始は簡単です。アクティベーション時スクリーンショットを撮らなかったので、文字だけでうまく説明できるかどうか、ですが下記の流れでアクティベートを行います。
1. https://www.wireless.att.com/GoPhoneWeb/goPhoneLanding.do?method=activatePayGo よりアクティベートを開始します。89から始まるICCIDがカードに書いてあるのでそれを入力します。
2. 入力するZIP CODEによってどこの地域の番号が割り当てられるか決まります。ホテルの郵便番号で良いです。IMEI Numberは、お手持ちのSIMロックフリー端末(私の場合はiPhone 6 SIMロックフリー日本版)のIMEIをそのまま入力すればいいのですが、端末が新しかったりAT&TのデータベースにIMEIが存在しないと、Activation Failed: GP512 Please retry later.と出て一向に先に進むことができない場合があるようです。私も自分のiPhone 6のIMEIではどうやっても先に進めなかったので、検索したところDatagoさんのサイトで、IMEIを860087010558340とすると、スマートフォンプランやMobile Hotspotプラン等好きなものを選べるようだったので、これを入力しました。実際に使う端末のIMEIではなくても、問題はありません。
3. Personal Informationのページでは個人情報を入力しますが、私の場合は住所はホテルの住所を入力しました。
4. Rate Planのページ: 2. でIMEI860087010558340を入力した場合Device typeをまず選ぶことになります。Smartphoneプランを選んで$45 Monthlyプランを選択しました。この時点ではチャージはなされていない状態です。
5. Review Informationで入力した情報を確認します。
6. Activation Successfulの画面で付与された電話番号が表示されるので、ここまではSIMさえあれば日本で準備することができます。この時点で26日位以内にアメリカ国内へ渡航し、SMSを受信しなければいけないのであまり早く準備しすぎてもダメですが…
7. アメリカ渡航後、SIMを刺すと以下のようなSMSが飛んできます。
黒塗りの部分がパスワードなので、これを使いhttps://www.att.com/olam/loginAction.olamexecuteからアクティベーションの続きを行ってください。
日本からのチャージ
一度渡航してしまえば、渡航先・日本国内問わずクレジットカードでのチャージが可能です。
私の場合は現地でのアクティベーション作業完了後、直ぐに三井住友カード発行のVISAカードでチャージをしました。iPadでマイページにログインしてチャージしたのが下記の様子。NYで住所登録しているので100USDのチャージに対して州税がかかっています。
チャージ後直ぐにSMSでチャージ完了の旨飛んできます。
(2015/8/22追記)チャージと渡航前に事前にプラン変更する方法について新しく記事にしましたので下記もご参照ください。
AT&T GoPhoneを渡航前にプラン変更、日本からリフィル
APNについて
iPhone 6の場合は、自動的に設定されたので特に何もする必要はありません。
使用感
やはりアメリカのNTT(ドコモ)だけあってエリアは申し分ないですし、4G接続もホノルルエリアでは快適に利用できました。
データ通信の使用量はhttp://att.com/mygophoneへログインすると常に確認可能です。
(2015/8/22追記)チャージと渡航前に事前にプラン変更する方法について新しく記事にしましたので下記もご参照ください。