最近TRUST CLUBマスターカードに付帯するMasterCard Boingo WiFiプランを、機内で使うことができるのか検証したメモ。

利用できた航空会社

• エバー航空(777-300ER、台北TPE～パリ、2019年9月、Panasonic Avionics)
• オーストリア航空(A320、ロンドンLHR～ウィーン、2019年9月、Deutsche Telekom FlyNet)
• [コメント欄からの情報]JAL(787-9、クアラルンプール～成田、2020年1月)
• [コメント欄からの情報]エティハド航空(787-9?、成田～アブダビ～イスタンブール、2020年1月)
• [2020年2月追加]スイス・インターナショナルエアラインズ(777-300ER、成田～チューリヒ、2020年2月、Panasonic Avionics)
• [2020年2月追加]スイス・インターナショナルエアラインズ(A340-300)
• [コメント欄からの情報]エバー航空(A330、台北桃園～バンコク往復、2020年3月)
• [コメント欄からの情報]エバー航空(787-9、台北桃園～成田、2020年3月)

エバー航空並びにオーストリア航空共に、巡航高度に達し機内WiFiサービスへの接続が可能になるとプラン購入画面にローミングパートナーでのログインボタンがあるのでそこからBoingoのユーザー名でログインすると利用可能です。両者ともに体感では快適なスピードでした。

ログイン画面のスクリーンショットは参考までに下記の通りです。

[2020年1月13日追記]コメント欄にsato様より情報を頂きました。2020年1月にクアラルンプール～成田でJALの787-9に搭乗された際、Boingo WiFiにてログインして追加費用無しでWiFiが利用できたとのことです。sato様情報提供ありがとうございました。

[2020年1月20日追記]コメント欄にhitachikun657様より情報を頂きました。2020年1月にエティハド航空の成田～アブダビ～イスタンブール線に搭乗された際、利用できたとのことです。コメント欄への情報提供、ありがとうございました。

[2020年2月26日追記]スイス・インターナショナルエアラインズの777-300EE及びA340-300でも利用可能でした。スクリーンショットを含めた記事を機内WiFiをBoingoでログインして利用する(LX編)で公開しましたのでご参照ください。

[2020年3月12日追記]コメント欄にMHEE様より情報を多数頂きました。JALとエバー航空で試された際、機材によって使えたり使えなかったりとのことです。記事中のリストにはWiFiサービスが有る場合におけるBoingoログイン可否を追記させていただきましたが、コメント欄に頂いた情報によれば関西～台北桃園のA321ではそもそもWiFiがなかったとのことでした。MHEE様、多数の情報をお寄せいただきましてありがとうございました。

利用できなかった航空会社

• ANA(787-8、羽田～台北TSA、2019年9月、Panasonic Avionics)
• [2020年2月追加]エア・カナダ(777-300ER、トロント～羽田、2020年2月、Gogo Inflight WiFi)
• [コメント欄からの情報]JAL(777-200、羽田～シンガポール往復、2020年2月、WiFiはあるがBoingoでの接続画面なし)

Panasonic Avionicsがサービスプロバイダとなっているエバー航空では利用できたBoingo WiFiでのローミングですが、同じくPanasonic AvionicsがサービスプロバイダになっているANAの787-8ではローミングパートナーのログイン画面が存在せず利用不可でした。

[2020年2月追記]Gogo Inflight WiFiがサービス・プロバイダとなっているエア・カナダの機内WiFiではBoingoログイン画面が見当たらず、利用不可でした。

flyertalkからの参考情報

flyertalk – Unlimited In-Flight WiFi on 36 International Airlines for €10/mo ($11/mo)によると、JALでもローミングパートナーとしてログインできたという情報があります。今回オーストリア航空で利用できたので、同じFlyNetブランドでドイツテレコムがサービス提供しているルフトハンザ、スイスでも使えるのではないかと思っていましたがリンク先の検証によれば利用可能なようです。

ただし、1.全ての機材にWiFiがついてるとは限らないこと、2.同じ航空会社でも機材によりWiFiサービス提供社が異なることがあり、必ず使えるとは限らない事に注意したほうが良さそうです。たとえばJALでは、Wi-Fiのご利用（国際線 機内Wi-Fiサービス）にある通りT-MobileもしくはPanasonic Avionicsが提供社になっており、両社共にBoingo WiFiでのログインが行えるのかは不明です。

MasterCard Boingo Wifiを使う方法

私は冒頭で触れた通りTRUST CLUBマスターカードに付帯するMasterCard Boingo WiFiプランを使っています。日本国内では0000docomo Wifiも利用可能なので、MVNO利用者としても嬉しい限りです。(Boingoのアプリで半自動ログインが利用可能。)

TRUST CLUBカードのうちBoingo Wifiに登録できるカードは、ワールドエリート(年会費税抜130,000円)、ワールドカード(年会費税抜12,000円)、プラチナマスターカード(年会費税抜3,000円)の3つです。私はプラチナマスターカードに入会して登録しました。通常機内WiFiのフルフライトプラン(フライト中ずっと利用可能なプラン)はおよそ25米ドル程度なので、1回でも機内WiFiを使えば元が取れる計算になります。

記事執筆時点では、ポイントサイトのハピタス経由でワールドカードの方を申し込むと13,200ポイント入手できるので実質初年度年会費無料で入会できます。以前はプラチナマスターカードでも入会ポイントがついていたのですが、記事執筆時点ではなくなってしまっているようです。

情報をお寄せください

ありがたいことにコメント欄で多数の情報をお寄せいただいております。お寄せ頂きました情報をもとに記事を更新したいと考えておりますので、Boingo WiFiをご利用の方で機内WiFiがあるフライトで実際に試された方、利用できなかったという情報でも大変助かりますので是非コメント欄で情報をお寄せください。

ご記入いただけると助かる情報は以下のとおりです。

• 利用年月(例: 2020年3月)
• 利用航空会社(例: ANA)
• 区間(例: 羽田～シンガポール)
• 機材(例: 787-9)
• 分かればサービスプロバイダー(例: Panasonic Avionics、利用規約などから判断)
• 利用可否(例: Boingo WiFiでログイン可能、Boingoのログイン画面が見当たらない、等)

お寄せいただいた情報を元に可能な限り早く記事を更新させていただきます。コメント欄入力時に必要なメールアドレスは公開されませんのでご安心ください。

情報が集まってきてこの1ページの記事では見にくいと感じるようにもなってきましたら、新たなページを設けることも考えたいと思います。どうぞよろしくお願いします。